人間は”寝溜め”ができるのか?

ここ数十年で日本はすっかり大変な社会になりましたから、平日は短時間睡眠で土日にたっぷり寝るという方が増えてきています。

私が睡眠について相談を受けてきた方の中でも、かなり多くの人が土日祝日の「寝溜め」を行っているようでした。

しかし…果たして寝だめは本当に効果があるのでしょうか?1日で24時間寝て次の3日に起きていられるかといったら、そうではありませんよね。

結論かお伝えしますと、寝だめには2種類あり、一方は寝だめができますが、もう一方は寝だめができません。まずはそれらの2種類をご紹介します。

2つの寝溜め
  • 先取り寝溜め(先取り睡眠)
  • 補充寝溜め(補充睡眠)

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1.先取り寝だめ

先取り寝だめというのは、先にとった睡眠をそれ以降に割り振る寝溜めです。たとえば月曜日の仕事が忙しく寝れないと予想できたため、その前日の日曜日にたくさん寝ておきます。

このような寝溜めは効果がありません。日曜日にどんなに寝ようとも、月曜日の労働で疲れた分はあとでしっかり取り戻す必要があります。

よく考えてみると当たり前と感じるかと思います。脳はスーパーコンピューターみたいなもので、充電を必要としています。ですからスマートフォンと同じように事前の充電が必要なわけですが…補充しておけるエネルギーには限界があります

下手に事前に寝て置いたところで、生活習慣や体調が悪くなるくらいで、余分なエネルギーは補充しておけないのです。スマートフォンを充電しっぱなしにしておくと、電池が劣化してしまうのと同じです。充電しっぱなしにしたところで充電100パーセントは超えられません。

 

また睡眠時間を延ばしたとしても、延ばした分の睡眠は質が低いのです。

人間の睡眠は、一定の周期で「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を90分周期で繰り返しているのですが、繰り返せば繰り返すほど、その質は悪くなっていきます

睡眠時間を延ばすとすると、元の睡眠時間にしっぽをつけるようなものですから、質の悪い効果の薄い睡眠をオマケでつけるようなものです。時間を使う割には、思うような回復効果は得られないでしょう。

それよりは、きちんと毎日の睡眠をしっかり取るほうが効果的に回復効果を得られます。

2.補充寝溜め

補充寝溜めには効果があると言われていますし、理論的にも効果があります。

というより、単に足りないエネルギーを取り戻すために、やや長い睡眠によって疲労を回復させる必要があるというだけです。

平日にしっかりと眠れなかったのであれば、土日にぐっすりと眠ることで疲労を回復させ、次の平日に疲れを持ち越さないようにしたいものですね。

ただ注意したいのは、”溜め”とは言っても単純な時間換算ではありません。

どれだけの期間寝ないで起きれたかを競う「断眠」の世界記録は、アメリカのランディ・ガードナーさんが出した264時間12分です。これは約11日間に当たります。

11日寝てないということは、1日7時間睡眠と考えると、11×7=77時間分の睡眠が足りてない計算になりますよね。

しかし彼はギネスの記録を更新した後にすぐに眠りにつき、14時間40分眠った後、次の日は普通に学校へ行ったそうです。

14時間というと1日7時間睡眠で換算しても、2日分です。寝溜めが単純な時間計算では済ませられないことがわかりますね。

補充寝溜め(補充睡眠)をするときの方法に要注意

「昨日よく眠れなかったから今日はたくさん寝よう!」というとき、ほとんどの方が起きる時間を遅らせることで睡眠時間を確保しようとします。がしかし、この寝溜めの仕方は問題があります。

人は朝日を浴びた後の14~16時間後に睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌させるようにできています。

ですから朝寝坊して朝日を浴びる時間を遅らせた場合、遅らせた分だけ眠くなる時間も遅くなってしまいます。そのせいで夜しっかりと眠れなかったとしたら、結局次の日に疲れを持ち越すことになりますよね。

睡眠のリズムがたった1日で崩れてしまうのです。人は眠りをそう都合よく操作できません。

 

このような事態にならないようにするためには、起床時間を遅くするのではなく、眠る時間を早くするのがお勧めです。起床時を揃えることで日中にホルモン分泌や臓器の運動が一定のペースで固定されやすくなるため、朝から元気に活動しやすくなります。

また、寝溜めはできる限り2時間以内に収めるようにしましょう。睡眠時間を変えすぎると、睡眠の質の低下につながります。忙しくて寝られないという方は、これらを意識して寝溜めに挑戦してみてください。

睡眠にはさまざまな大事な役割がある。

以上2つの寝溜めと補充寝溜めのコツについてご紹介しました。

  • 先取り寝溜め(先取り睡眠)
  • 補充寝溜め(補充睡眠)

ただ睡眠は私たちにとってとても大事なもので、寝ている間に知識を整理したり、細胞を回復させたり、お肌をターンオーバーさせたり、疲労を回復させたり、生きていくのに欠かせない働きが毎夜少しずつ行われています。

しかし「今日はたくさん寝てお肌のキメを一気に整えちゃおう♪」なんてできると思いますか?できません。寝だめでは脳の重要な役割を果たしきれないのです。

毎日を健康に過ごすためにも、できる限り寝溜めをせず、毎日バランスのいい睡眠を繰り返したいものですね。

たとえ忙しくてそれどころがないにしても、睡眠の質を上げることで睡眠時間は短縮できます。ですので今一度あなたの眠りを見直してみてください!

睡眠の質を向上させるために『最低限』すべきこと



  • 「一刻も早く睡眠を改善してぐっすり眠りたい!」
  • 「毎日眠くて辛いから、快適に過ごせるようになりたい!」
  • 「夜中に目をさましてしまう。中途覚醒をなくしたい。」
  • 「毎朝眠った気がしないから、質を上げて快適な朝を迎えたい!」
  • 「寝付きが悪くて時間がもったいないから、早く眠れるようになりたい」

少しでも早くこういった望みを叶えたいという方は、とりあえず"最低限"の対策でぐっすり眠れるようになりましょう!
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