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とにかく辛い!花粉症で寝不足になる理由と対策

快眠の知識事項 この記事は約 9 分で読めます。

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花粉症の方にとっては地獄の季節がやってきました。日本で特に激しいのはスギ花粉で、2月3月にピークを迎えます。

花粉症の時期は家から出ただけで目が真っ赤になり、鼻水はだらだら、鼻水が喉に詰まってむせてしまうこともありますし、どんどん減っていくティッシュ代もバカにはできません。

それだけならまだしも、私たちにとってとても重要な睡眠までもが妨げられるのですから困ります。

しかし、花粉がどうして睡眠を妨げるのでしょうか?その理由と解決策をご紹介します。

花粉による鼻づまりが睡眠不足の原因に

さっそくですが、花粉症から睡眠不足になる一番の理由からお伝えします。その正体は「鼻づまり」。

花粉症になると鼻水がだらだらと出てきますが、それが鼻に詰まって固まることがあります。それが睡眠中の鼻呼吸を妨げて睡眠の質を下げたり、最悪目を覚まさせてしまいます。

また口呼吸になるため、喉が乾燥したり、いびきを発生させることもあります。いびきも睡眠の質を下げますから、できる限り避けたいものです。

 

実は最近花粉による非アレルギー鼻炎が流行っているのですが、その原因は花粉です。そしてなんと先進国の人口の20~40%が発症しているようです。

またAllAboutのデータによると、製薬会社のグラクソ・スミスクラインは20歳異常の花粉症患者500人に「鼻づまりで一番困ることは?」というアンケートを行いました。その結果は次の通りです。

  • 1位: 睡眠     81%
  • 2位: 呼吸     74%
  • 3位: 仕事・勉強  40%
  • 4位: 食事     35%
  • 5位: 会話     33%

(引用:Allabout

 

花粉による症状が不快で眠れないことも

花粉によるクシャミ、鼻づまり、鼻水が単純に不快で眠れないこともあります。

そういったことで睡眠不足にならないためには、寝る前に花粉にさらされないことが重要です。ですから夜の外出はできるだけ避けるべきです。

 

花粉症から始まる地獄の連鎖

ここまでで花粉症が睡眠不足につながることはご理解いただけたでしょうか。睡眠が十分でないと1日中フルパワーを発揮できませんから、花粉には気を付けたいですよね。

ただ、問題はそれだけではありません。実を言うと逆も成り立ちます。すなわち、睡眠不足が花粉症を悪化させるのです

 

睡眠不足になると、免疫力が大幅に落ち込みます。すると花粉症へ抗えなくなりますから、花粉症が悪化するのです。

そして花粉症が睡眠不足につながり、睡眠不足が花粉症を悪化させるので、このような地獄の連鎖ができる恐れがあります。

花粉症⇒睡眠不足⇒花粉症の悪化⇒睡眠不足の悪化⇒花粉症がさらに…。

どうにかして地獄の連鎖を断ち切らないと、日常生活に支障をきたしてしまいます。睡眠不足は、脳のすべての機能を低下させますので。

 

いつ花粉対策をすれば良いのか?

花粉を防ぎさえすれば、花粉症による睡眠不足で悩む心配はありません。花粉対策をするのが一番手っ取り早く、確実な対策でしょう。

しかし、一体いつ、どんなときに花粉対策をすればいいのでしょうか?花粉症の自覚がなかった以前の私も、いつ対策していいのかわからず、目が真っ赤になり、鼻水がだらだらと出てきてから後悔していました。

花粉対策するタイミングを知る方法は、3つあります。

  • ニュースの花粉情報を見逃さない
  • 花粉レーダーをチェックしておく
  • すれ違う人のマスク率を確認する

朝のニュースをつけていれば、自然と花粉の情報を耳にしますよね。また花粉レーダーで確認しておくのも有効です。

(引用元:花粉レーダー

また花粉の時期はマスクをする人の数がグンッと増えますので、周りを観察していればタイミングがわかります。

 

ちなみに、風が強い日、空気が乾燥している日、雨が上がった日は要注意です。雨は意外に思うかもしれませんが、雨と一緒に落ちた花粉が、乾燥した後に飛び回ります。

一番危険なのは風が強い日で、尋常じゃない量の花粉が飛び回ります。正午あたりは特に多いので注意しましょう。

 

また、太陽周りに次のような光が見えたら全力で引きこもりましょう。

花粉があまりに多いと、このような輝きが見えることがあります。

 

都内にいる方は、木がないからといって油断してはいけません。たとえ木がなくとも遠くから花粉が飛んできますし、都内は土がないため、花粉が吸収されずいつまでも飛び回ります。

花粉の季節は屋外にいる間は絶対に花粉対策をしておくのが良いでしょう。

 

花粉による睡眠不足を対策するには?

基本的には、花粉症を防ぐこと、花粉症を対処することが重要です。

1, しっかり睡眠をとる

一見関係ないように見えますが、睡眠不足は免疫を落として花粉症を悪化させます。しっかり睡眠環境を整えてぐっすり眠るようにしましょう。

スマートフォンやテレビのモニターの光、カフェイン、寝る前の熱いお風呂などを睡眠の質を下げてしまうので要注意です。

>>寝れなくなる!睡眠の質を下げるダメな10の習慣

 

2, 栄養バランスの良い食事を心がける/生活習慣を整える

栄養は私たちの力の元です。栄養が偏ったり不足すると免疫力が低下して花粉症が悪化する恐れがあるので注意しましょう。

最近の日本人は高カロリー高たんぱくの食事ばかりを好みますが、ファーストフードやファミレス、居酒屋などでばかり食事していないでしょうか?そうだとしても、免疫力を落とさないよう必ずサラダを注文しておくことをお勧めします。

また、ヨーグルトやキムチに含まれる乳酸菌は腸内寛容を整えて演繹力を上げてくれます。花粉の季節にはありがたい食品ですよね。

 

加えて生活習慣を意識することも重要です。食事・睡眠は決まった時間に取り、体調を万全の状態で整えましょう

ただし、生活習慣を意識している方なら体内時計をリセットするためにきちんと朝日を浴びていると思いますが、その時に花粉を浴びてしまわないよう注意しましょう。窓越しでも十分朝日を浴びられます。

 

3, 服についた花粉に厳重注意!

 

家に着いたからって安心してマスクを外して「もう大丈夫!」なんて思ってはいませんか?いやいや、詰めが甘い!甘いです!!花粉の魔の手はあなたの背後に潜んでいます!

なぜかというと、衣服に花粉がついている可能性が高いからです。目には見えませんが、大量の花粉が衣服についているものです。特に綿素材には花粉がつきやすいようです。

「マスクを出て外出したのに、なんでクシャミ出るんだろう・・・。」なんて思った経験がある方は、服について花粉にやられているかもしれません。

せっかく花粉を回避できていたというのに、最後の最後で、しかも安寧の地・自宅で花粉の餌食になるなんてつらいですよね。

 

この問題に対策するには、家に入る前に玄関前で服をはたいて花粉を落とすことが有効です。またガムテープでペタペタして取る方法も有効です。

[titled_box color=”white” title=”洗濯物にも要注意!”]日中花粉にさらされ続ける洗濯物ほどたくさんの花粉がついているものです。布団に花粉がつこうものなら、睡眠中に限って花粉で辛くなる最悪の事態になってしまいます。

できるだけ洗濯物は室内に干すようにしましょう。[/titled_box]

 

4, 家具の花粉もしっかり除去

洗濯のために窓を開けたときや、外出時に玄関をあけたとき、大量の花粉が家に入っているかもしれません。だとしたらカーペット、ソファ、フローリングなど、あらゆるところに花粉がついています。

コロコロローラーの画像

コロコロローラーや掃除機でしっかり除去して、花粉が舞い散るのを防ぎましょう。

 

ペットが外に出た場合は、100%体毛に花粉がついていると考えて問題ありません。フサフサしているだけに、花粉は服以上につきやすいです。

 

5, ハーブティーを飲む

ハーブティーの画像

寝る前に鼻づまりが解消されないときは、ハーブティーを飲んでみましょう。

特にカモミールティーがおススメで、カモミールの湯気が鼻づまりを解消してくれますし、ノンカフェインなので睡眠を妨げません。またリラックス効果もあるので、睡眠には最高の一杯になります。

 

6, 花粉対策用の薬を使う

アレジオン20

https://www.youtube.com/watch?v=lm-EOJxoX3U

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ザジテン

花粉による目のかゆみを防止できます。

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7, 鼻うがい

鼻うがいに抵抗がある人もいるかと面ますが、これをすると1回で鼻にたまった花粉を洗い流すことができます。やり方は次の通りです。

  1. 片方の鼻をおさえる
  2. 反対の穴から食塩水を吸い込む
  3. 口から出す
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8, 外出時にマスクをする

外出時にマスクをすればほとんどの花粉をブロックできます。花粉情報を見たときや、花粉がありそうだと思ったときは、迷わずマスクをするようにしましょう。

それ1つ忘れるだけで、1日鼻水パーティーになってしまうかもしれません。

ちなみに、睡眠中のマスクは鼻づまりを防ぐのに有効なのでおススメです。いびきによる睡眠の質低下を防げますよ。

 

9, いびき対策グッズを使う

花粉によって鼻づまりになるのが睡眠不足につながる大きな原因です。

ですからいびき対策グッズで鼻づまりを防止すれば、睡眠不足になる可能性を大幅に軽減できます。評価の高い製品がたくさんあるので、確認してみてください。

>>厳選!いびき対策グッズまとめ

 

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