夜もぐっすり!朝ウォーキングのすすめ
「最近なんとなく、よく眠れない気がする…。」
そんなときに、多くの人は夜の眠りを改善しようとします。
枕、遮光カーテン、アロマ、マットレスetc…
確かにそれらも重要です。眠るのは夜ですから、普通なら夜に問題があると考えますよね。ですが、実のところ朝を改善することで、案外簡単に眠りの質を良くすることができません。
本当に質の良い睡眠は、朝から作り上げていくことで、
手に入れることができるものなのです。
そこで私がおススメしたいのは朝ウォーキングです。この記事では朝ウォーキングの快眠効果、そしてその他のいろいろなメリットをご紹介します。
Contents
どうして朝ウォーキングに快眠効果があるの?
この記事の冒頭でお伝えしましたが、質の良い眠りは、朝から作り上げていくことで手に入れることができます。
なぜかというと、眠りには朝に分泌されるあるホルモンの分泌が必要だからです。
そのホルモンの名前は「メラトニン」。睡眠ホルモンと呼ばれ、
私達に眠りを与えてくれるありがたいホルモンです。
このメラトニンを分泌させるためには、たくさんの日光を浴びることが必要です。
日光を浴びると私たちの目から光が入り、脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)というところに刺激が送られます。するとそのすぐ近くにある松果体(しょうかたい)というところからメラトニンが生成されはじめます。
そしてメラトニンは、生成されたあと約14時間後くらいから分泌されやすくなります。
私達の身体は暗い部屋に長時間留まるとメラトニンを分泌するようにできていますが、そもそもメラトニンが作られていなかったら、分泌のしようがないのです。
そんなわけで、快眠のためには夜だけでなく朝も重要というわけです。
[titled_box color=”white” title=”太陽を直接見るのは危険!”]前にこのお話をしたときに勘違いされてしまい、毎朝5秒間太陽を直接みていたという方がいらっしゃいました…。それで目が悪くなってきてどうしたら良いかと相談されたことがあるのですが…。くれぐれも直接見ることがないよう気をつけてください。太陽を直接見るのは危険です。あなたは理科の実験などで、太陽光を虫眼鏡であつめて、紙を焼いたことはありませんか?
実は太陽を直接見ると、それと同じことが起こってしまいます。人間の目は水晶体というところで光を集め、それを網膜に集中させて映像を見る仕組みになっています。ですから太陽を直接見ると、網膜が焼ききれてしまい失明する恐れがあります。
睡眠のための太陽光は、道路などから反射する光で十分です。くれぐれも太陽を直接見ないよう気をつけてください![/titled_box]
適度な疲れでさらに眠りやすくなる!
私たちは身体は、脳だけでなく肉体によっても構成されています。そして肉体は疲労を感じると、回復するために眠りを欲します。
その欲求は脳の疲れほどではありませんが、脳の眠気と組み合わせることでより眠りやすくなるため、活用しない手はありません。
朝ウォーキングをすることで、脳にメラトニンを生成するだけでなく、身体に適度な疲労を与えることができますから、時間が許すのならば朝のウォーキングをすることをおススメします。
たとえ十分な時間がないとしても、車ではなく歩きで駅へ向かうとか、自転車の変わりに歩きで駅へ向かうとかすれば、ウォーキングの時間を作れるかもしれません。
理想的な朝ウォーキングの方法!
理想的な朝ウォーキングは次のような条件です。
- 時間は30分~2時間
- 景色を見て楽しみながら
- 日射病にならないように
やはり楽しむことが、心の健康にも、そして眠りにも重要になってきます。
また日光に当たることが重要ではあるのですが、夏の日射病には気をつけましょう。眠りどころの問題ではなくなってしまいます。
ちなみにジョキングのほうが良いという方はジョギングでも構いません。
ただウォーキングに比べると身体への負担が大きいため、しっかりと準備運動をして、身体を痛めない程度にジョギングしましょう。
「歩くだけなんて耐えられない!嫌!」と言う方は、オーディオプレイヤーを持ち歩いて、音声学習(勉強のCDやセミナーのCDなど)をしたり、ラジオを聞いたりするのが良いかもしれません。朝から良い勉強になります。
頭スッキリ!快眠以外にもメリットが!
朝ウォーキングをすることで、快眠効果を得られるだけではありません。
その他にも、楽しく過ごせるようになるたくさんのメリットがあります。
ウォーキングをしていると、ドーパミンやエンドルフィン、そして30分ほど時間が経つとセロトニンという快楽ホルモンがどんどん出てきます。
このホルモンが脳にあると、脳をフル回転させることができます。
よって仕事ははかどりますし、記憶力が良くなります。
また頭の回転がよくなりお喋りが楽しくなりますし、新しいアイディアがポンポンと出てくるようになります。
あのアリストテレスという有名な哲学者も、歩きながら哲学していたそうです。
朝を変えるととても気分がよくなります!
朝を変えることで、日中は頭の回転がよくなり、夜をはぐっすりと眠れる。
そんな好ローテーションに実を置くことができるのです。
方法は、
- 30~2時間歩く
- 日光を直接見ない。日射病に気をつける
- 楽しみながら歩く
でした。快眠のためだけでなく、毎日を楽しく過ごすためにも朝ウォーキングをぜひお試し下さい!
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