長寿の秘訣!快眠で長生きできるって知ってた?
テレビをつけているとたまに、
「50歳なのにこんなに若いなんてすごーい!」なんて言われている人がいます。
そして「そんなバカな…。」なんて思って見てみると…。
本当に若かった!
と思った経験、ありませんか?
こういう歳のわりに異様に若い人を見ると、「この人は本当に老化してるのか?」なんて思ってしまいますよね。
…そう思ったことがあるのなら、はびっくりするかもしれませんが、
老化を遅めることは、可能なのです。
つまりね。きちんと老化対策をしている人としていない人とでは、老けてくるスピードが違いますし、
寿命も断然変わってくるわけです。
小学校などの同窓会に行ったとき、皆見た目が変わってはいますが…、
他と比べて圧倒的に老けている人っていませんか?
そういう方は、無意識的にも意識的にも老化対策をしていなかったせいで、
どんどん老けていってしまったのだと思われます。
早ければ30代で、対策した人としてない人との間に目に見えて差がわかってきます。
人間の老化が本格化してくるのは30代と言われていますから、この時点で老けているのはとても残念ですよね。
そもそも老化って?
広辞苑によると、老化の意味はこうです。
①年をとるにつれて生理機能が衰えること②時間の 経過とともに変化し、特定の性質を失うこと
(広辞苑より)
大まかにはこの意味で良いのですが、もう少し詳しく老化を見ていくと、
睡眠と老化との繋がりがわかってきます。
人間の身体の細胞には、ミトコンドリアというエネルギーを生成する工場のような場所があります。
ここでは糖質や脂肪を燃焼することで、細胞の維持に必要なエネルギーが作られています。
そして「燃焼」というだけあって、糖質や脂質を燃やすときに酸素を使うわけですが…。
この副産物として、活性酸素が作られます。
もしかしたら「活性酸素」と言われるだけで、嫌なイメージを持つかもしれません。老化の大敵として有名ですよね。
活性酸素の脅威
ただ、活性酸素は悪いことばかりするわけではありません。
活性酸素は健康を保つのに役立っています。たとえばウイルスをやっつけてくれる白血球は、活性酸素によってウイルスなどを倒します。
活性酸素は適度な量であれば、私達の助けとなる協力なものなのです。
しかし、強力すぎというのも考えもの。
活性酸素はやりすぎてしまい、私達の身体までも犯します。
具体的にいうと、細胞を燃焼して破壊したり、DNAを破壊したりします。
これが角質あたりの外側のお肌だけならよかったのですが、
臓器などの重要な細胞まで燃焼してしまいますし、DNAが破壊されたら大問題。破壊されたところは復活しません。
活性酸素の放出を防ぐことはできませんが、だからといって自由にさせておくと、とても危険なのです。
そこで注目されはじめたのが、「抗酸化物質」。
美容に興味がある方は、特によく耳にするのではないでしょうか。
眠りと老化には関係がある。
私達が知る前から、身体は活性酸素の脅威を知っていたようで、
私達の身体には既に抗酸化物質が備わっています。
たとえば「スーパー・オキシド・ディスムターゼ」などが、自律神経の刺激に反応して、
分泌されています。
これによって老化は抑えられるわけですが、
もし不規則な睡眠や質の悪い不十分な睡眠を繰り返していると、
自律神経系に指示を出している間脳の判断が狂ってしまい、これらの抗酸化物質が正常に生成されなくなります。すると、一段と早く老化が進むことになります。
また、満足のいくとれないと、身体と脳にストレスが溜まってきます。
そして自律神経はストレスによって狂いやすいため、ここでもさらに老化が早まってしまいます。
もし本当に長生きしたいだとか、いつまでも若くありたいだとか思うのであれば、
睡眠はしっかり取り、極力ストレスのない満足の行く生活をするのが理想的なのです。
睡眠は、人間にとって一番健康に影響する生存行動です。
これを十分な行えないストレスは、他とは比になりません。
ですので、これからは長生きのためにも意識して眠るようにしていただければなと思います。
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