ノンカフェインの飲み物まとめ
カフェインは脳を活性化させて、安らかな眠りを妨げてしまいます。仕事や昼寝には有効活用できることもありますが、寝る前に飲むのは良くありません。
そこで代わりに飲みたいのがノンカフェイン飲料です。最近はカフェインがお腹の中の赤ちゃんに悪いと言われるようになった影響で、いろいろなノンカフェイン飲料が販売されています。
ですから、普段はあまりノンカフェイン飲料を見ないかもしれませんが、探してみると意外とたくさんの選択肢があります。
[titled_box color=”white” title=”ノンカフェイン飲料とは?”]カフェインが元々含まれていないか、カフェインを取り除いた飲み物を指します。市販の多くの缶コーヒーやペットボトルお茶などには大抵カフェインが入っているため気を付けましょう。[/titled_box]
どんなノンカフェイン飲料があるの?
代表的なノンカフェイン飲料は次の通りです。
- ルイボスティー
- そば茶
- ごぼう茶
- 黒豆茶
- タンポポコーヒー(タンポポ茶)
- 甜茶(てんちゃ)
- 杜仲茶(とちゅうちゃ)
- なたまめ茶
- ゴーヤ茶
- ノンカフェイン(デカフェ)紅茶
- デトックスウォーター
- ゆず茶
- ローズヒップティー
- 野菜ジュース
- どくだみ茶
- 麦茶
これらはノンカフェインなので水分補給として気軽に飲むことができます。が、カフェインがないばかりでなく、それぞれに様々な健康効果があります。
中には睡眠に良い成分を含むお茶があるので、この中から抜粋してノンカフェイン飲料の特徴をご紹介します。
ノンカフェイン飲料紹介
黒豆茶
大豆イソフラボン・サポニン・レシチン・ビタミンEなどいろいろな栄養素が含まれています。そのおかげで、
- 美肌効果
- 便秘の解消
- 血中コレステロールの酸化を防ぐ
- 体脂肪がたまるのを防ぐ
- ノンカロリーで太らない
といった特徴があります。私たちが眠っている間に、浅い睡眠であるレム睡眠と深い睡眠であるノンレム睡眠が繰り返されていますが、便秘は重度になると、レム睡眠のときに目が覚める原因になります。
また首に脂肪がたまると睡眠中に喉を圧迫し、いびきの原因となります。これらを防げる点で、黒豆茶は睡眠にも良いと言えます。
黒豆でお茶を炊く本格派のお方は、余った豆でごはんを炊いたり、そのまま食べたりすれば二度おいしく楽しめます。
[amazonjs asin=”B000FQTEOC” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”山本漢方製薬 黒豆茶100% 10gX30H”]
ゴーヤ茶
ゴーヤで作られたノンカフェイン茶です。名前に抵抗を感じる方が多いですが、さまざまなメリットがあります。栄養素としては、ビタミンC・たんぱく質などが豊富に含まれています。
ゴーヤ茶で報告されている効果は次の通りです。
- 疲労回復
- 便秘解消
- 血糖値の正常化
身体が疲れすぎていると、その負担で眠れなくなることがあります。そのような状態のときに飲むことで、症状が軽減されます。また寝る前に飲むことで、睡眠中の疲労回復効果アップが期待できるでしょう。
そば茶
そば茶はノンカフェイン飲料の中でも人気があります。さまざまなビタミンが含まれていますが、特に多いのはルチンという成分です。
ルチンとはポリフェノールの一種で、毛細血管を頑丈にして、動脈硬化、高血圧、糖尿病といった病気に強くなると言われています。
ですからお年を召した方はそば茶を飲んでおけば、これらの問題に悩まなくて済むかもしれません。
もしかしたら、蕎麦(そば)の味を連想しているかもしれませんが、実際は緑茶に近い味です。ノンカフェインに改良された緑茶と考えて飲んでも問題ないでしょう。
[amazonjs asin=”B005MIYR0E” locale=”JP” title=”そば茶徳用1kg”]
麦茶
ノンカフェイン飲料として一番よく知られているのが麦茶です。ペットボトル飲料としても人気なので、一度は飲んだことがありますよね。麦茶の特徴は次の通り。
- 低カロリー(1杯1カロリーくらい)
- ノンカフェイン
- 食物繊維が含まれている
さっぱりとした、暑い日に一気飲みしたくなる味です。睡眠効果としては、低カロリーであるため肥満によるいびきを防げることや、ノンカフェインであることくらいです。
ですが適度な栄養素が含まれており、妊婦さんには人気のようです。妊娠中はお母さんの健康な眠りが、お子さんの健康な眠りといっても過言ではありません。
タンポポコーヒー
コーヒーという名前がついているので意外に思うかもしれませんが、こちらもノンカフェインです。
タンポポコーヒーは、コーヒー豆ではなくタンポポから抽出した飲み物です。タンポポなのになぜかコーヒー見たいな見た目で、コーヒー見たいな味がするため、「タンポポコーヒー」と呼ばれるようになりました。
タンポポコーヒーに期待できる効果は次の通り。
- むくみの解消
- 冷え性の解消
- 便秘の解消
カフェインによる効果は得られませんが、コーヒーを飲んだ気分にはなれます。寝る前どうしてもコーヒーが飲みたくなったときに、代わりに飲んでみるのはいかがでしょうか。
欲のままにコーヒーを飲んでしまうと、脳が興奮して眠れなくなったり、睡眠の質が下がる恐れがあります。
ただしコーヒーほどではありませんが、やや利尿作用があるため眠が浅くなったときにトイレに行きたくなって目が覚める可能性があります。個人差ありますがもし目が覚めたのであれば、寝る前の飲むのは控えたほうが良いでしょう。
[amazonjs asin=”B000FQTNG6″ locale=”JP” title=”ノンカフェイン タンポポコーヒー 290g”]
ルイボスティー
ルイボスティーは麦茶と並んで代表的な、ルイボスという南アフリカに多く生息している植物から抽出されるノンカフェイン飲料です。ルイスボディーにはカルシウム、マグネシウム、銅、セレン、様々なミネラルが含まれているため、複数の効能が期待できます。
- アトピー性皮膚炎の緩和
- アレルギーの緩和
- 抗酸化作用で老化の防止
- ミネラルが豊富
睡眠中に分泌されている「睡眠ホルモン・メラトニン」には抗酸化作用があり、私たちの老化を遅めてくれています。ルイボスティーに含まれるSOD様酵素よって二重の老化防止ができますから、より長生きできるようになるでしょう。
もちろん肌の老化も防止できるため、美容茶としても人気です。ルイボスティーの別名は「不老長寿の飲み物」です。
名前のわりに味はふつうの紅茶なので、とくに違和感なく飲めるでしょう。
[amazonjs asin=”B005OUQXW0″ locale=”JP” title=”ノンカフェイン ルイボスティー ティーバッグ 3g×100個入”] [titled_box color=”white” title=”ハーブティーには注意して”]ハーブティは純粋なハーブティであればノンカフェインなのですが、たいていの場合さまざまな茶とブレンドされていて、カフェインが含まれています。ノンカフェインハーブティーを探しているときには、原材料名をよく確認しておきましょう。[/titled_box]
ごぼう茶
ごぼう茶はノンカフェインなだけでなく、健康に特に良いとして有名です。睡眠だけでなく健康も気遣いたいという方にはおススメ。ごぼう茶に期待できる効果は次の通り
- 血行促進
- 免疫力・代謝のアップ
- 身体のむくみを予防
- 貧血の予防
- 抗酸化作用
- 血糖値を調節
- コレステロールを輩出してダイエット効果
- 便秘の解消
これらはごぼう茶が含む豊富なビタミンや、サポニンのおかげです。
[titled_box color=”white” title=”サポニンとは?”]サポニンは植物に含まれており嫌な苦味を出している成分です。しかしその健康効果が注目されています。[/titled_box]サポニンがコレステロール輩出やむくみの解消をしてくれるため、ごぼう茶は女性に人気です。
ただゴボウっぽい臭みがあるのがデメリットで、人によっては飲み続けるのが難しいかもしれません。しかし中にはゴボウの臭みを取ったごぼう茶もあるので、それらを使うのも良いでしょう。
臭みを取ったごぼう茶でお茶漬けを作るととても美味しいです。
この記事をSNSでシェア