1. TOP
  2. 快眠の知識事項
  3. 寒くて起きれない!というときにすべき10つの対策

寒くて起きれない!というときにすべき10つの対策

快眠の知識事項 この記事は約 9 分で読めます。

「あー、起きれない。」「寒っ、二度寝しよう」「お布団温かいなぁ…。」

なんて毎朝思っている方はたくさんいるかと思います。以前の私はといえば、起きてスマホのアラームを消すのに、律儀にお布団に戻って二度寝してしまうことも。

4時起き5時起きの方は、一番寒い時間帯ですから特に起きるのがつらいでしょう。凍え死にそうになる方もいるかもしれませんね!

 

とはいえ、お仕事があったら起きないわけにはいきません。ギリギリまで眠ってしまって、急いで支度するハメになる人も多いようです。

寒い時期はこのような毎日が続きがちですが、冬が寒いのは当たり前ですし「冬はそういうもの」と甘んじて受け入れている方は少なくありません。

しかし、寒くて起きれない問題は改善が可能です!この記事では、有効な対策を10つご紹介します。

みんなは寒い朝、どうやって起きている?

2010年に発行されたWeatherNews NewCenterによると、「寒い朝はどうやって起きる?」というアンケートの結果、朝起きるために一番の必要なものは”気合い”だと考えられているとわかりました。

(http://weathernews.com/ja/nc/press/2010/101213.html より)

“気合い”が必要だと言っているのはなんと56%、半分以上です。しかし、実のところ気合いだけで起きるのは難しいでしょう。

朝は脳が働いていないので自分を制御するのが困難ですし、人間の身体は冷えているときに動きにくいようにできているからです。

 

どうして寒いと起きれない?

冬になったとたんに起きれなくなるので「もしかして身体がどこか悪いんじゃ…。」なんて気になる方もいらっしゃるようですが、安心してください。人間は身体の作り上、寒いとなかなか起きれない生き物なのです。

人の体温は、眠りにつくときからだんだんと下がっていき、目を覚ます時間に近づくほど体温が上がっていきます。(ちなみに、体温が低いときほど深く、質の高い眠りになります。)

  • 起きているとき…体温が高い
  • 寝ているとき…体温が低い

しかし、寒い時期は目が覚めるまでに体温の上昇が間に合いません。本来なら寝ているときの同じ体温で目覚めるため、すぐに起き上がれないのは当たり前なのです。

起き上がるためには体温を上げるか、低い体温でも起きれるように自分を制御する必要があります。

 

寒くて起きれないときにすべき対策

1.エアコンのタイマーを設定しておく

エアコンのタイマーを目覚ましの時間の30分前くらいに設定しておきましょう。そうすればちょうど起きるくらいの時間には部屋が温まっています。

あまりにもタイマーの設定が早いと、体温が余計に上がったせいで睡眠の質が下がる恐れがあります。体温が下がっているときほど、睡眠の質が高くなるのです。

 

ただし、他のサイトにあったのですがエアコンをつけながら寝るのは辞めましょう。エアコンが体温の低下の邪魔をして、睡眠が浅くなってしまいます。

つけながら寝る場合は、睡眠の質を犠牲にしているということを理解したうえで実践してください。

 

2.暖房器具を目の前に置いておく

灯油ストーブやオイルヒーターなどをすぐに手が届く位置においておけば、布団の中からサッと手を伸ばし、電源をONにして、身体を温めることができます。

またタイマー設定をしておくのも良いです。やはり設定すべき時間は起きる30分前がベストです。暖房器具の1つとしてゆたんぽもありますが、睡眠中の体温が上がってしまうのでよくありません。

ただし、灯油ストーブなどを使うときは火事に要注意!発熱部に可燃物を置いておくと燃えてしまうので注意してください。またつけながら寝ると、一酸化中毒になる恐れがあります。換気はしっかりとするようにしましょう。

 

3.電気毛布を使う

電気毛布を使えば、寝るときは電源OFFで自然な暖かさが得られ、起きるときには電源ONで身体を暖め快適に起きることができます。

タイマー式の電気毛布を使い、起きる30~10分前くらいにセットしておきましょう。目覚めるときには身体がホカホカしていて、とても起きやすいです。

ただし、常時ONにするのはくれぐれもやめてくださいね。もう何度も言ってうるさく思われそうですが、体温の上昇は睡眠の質を下げてしまいます。

>>なかぎし【水洗いOK】 敷き毛布を確認する。

 

4.靴下、上着を準備しておく

起きてすぐ手が届く位置に靴下や上着を準備しておくと、ササッと着られるので身体を暖められますし、その運動によって少し目が覚めるのでおススメです。

氷のように冷やされた床を素足で歩くのがつらいから起きられないという方もいるでしょう。この方法で簡単に解決します。

ただし、上着が冷えて着た瞬間に身体が冷えてしまうなんてことも…。そういう場合は暖房器具の前に掛けておくと快適に起きられますよ。

 

5.実は鬱やセロトニン不足?セロトニンを増やす

冬は日が短いですし、休みの日はだらだらと遅くまで寝ている人が多いため、朝日を浴びる時間が短くなりがちです。

しかしセロトニンは朝日を浴びることで生成されますので、寒い時期にはセロトニンが不足しがちなのです。

[titled_box color=”white” title=”セロトニンって?”]セロトニンは精神の安定に必要な物質です。これが不足すると日中が元気が出なかったりうつ病になったり、精神が不安定なために寝つきが悪くなったりします。[/titled_box]

セロトニンが不足すると元気が出ず、朝起きるのがつらくなってしまいます。もしかしたらセロトニン不足のせいで起きれないのかも?

セロトニンを増やす方法は、次の記事を参考にしてください。
快眠と笑顔の元!セロトニンを増やす12の方法

 

6.十分な時間寝る

もしかしたら睡眠時間事態が足りないから起きにくいのかもしれません。ただでさえ寒さのせいで起きにくいというのに、睡眠不足でよりいっそう起きにくくなっています。

毎日6~8時間寝られているでしょうか?朝おきたときに倦怠感はありませんか?

もし睡眠自体に問題があると思う場合は、睡眠の質を改善してみましょう。詳しくは、次の記事を参考にしてください。

寝れなくなる!睡眠の質を下げるダメな10の習慣

どんなに忙しいとしても、睡眠不足のせいで仕事効率を落とさないように、しっかりと眠るようにしましょう。

 

7.起きる時間を固定する

起きる時間を固定しておくと、繰り返すたびに身体がその時間に起きることに慣れていきます

私もそうでしたが、「いやいや、すでに毎日同じ時間にアラームを設定してるけど、寒くて起きれてません!」という方は他の方法に頼ってください。

 

ただ注意したいのは、毎日寒くて起きれないようだと「アラームが鳴っても起きない」ということが習慣になり、日に日に起きにくくなってしまいます。アラームをセットしたからには、起きるように気を付けてください。

ちなみに寝る時間を固定することで脳内ホルモンが分泌しやすくなり、睡眠の質が上がります。

 

8.朝日が当たる場所で眠る

朝日が当たり場所で寝ていれば、自然と日光で照らされて目が覚めます。

人は朝日によってセロトニンを作り、睡眠ホルモンであるメラトニンの準備もはじめます。日光により生体リズムをリセットできるのです。

朝日で起きれば、セロトニンの生成、メラトニンの分泌、生体リズムのリセットが自然にできるのでとても便利です。簡単に毎日の睡眠サイクルを作れるので、実践してみてください。

 

ただし、寝ぼけて日光をボーっと見てしまうと目を傷めます。私は2度ほどやってしまったのですが、その日は昼くらいまで目が痛かったです。

 

9.軽く運動をする

運動をすれば身体が温まり、脳も覚醒しますから、寒さなんて気にならなくなります。

運動をはじめるまでは眠気もあり根気がいりますが、始めさえすれば「寒くて起きれない問題」は解決します。

私も今でもたまにやりますが、本当に速攻性があるので寒さに負けず試してみてください。

 

布団の上で、腕立て伏せを10回、腹筋を10回、そして立ち上がってスクワットを10回してみましょう。立ち上がってしまえばこちらのものです。あとはお布団を畳んで起きるだけ。

ただし、いきなりの激しい運動よくないので軽めで済ませるようにしてください。

 

たとえ運動ができなくても、軽く手足をストレッチするだけでも多少の効果があります。身体をもみほぐして血行を良くし、目を覚ましましょう。

 

10.最終手段:遠くにアラームを置いておく。

大音量で、手の届かないような位置に、アラームを設定したスマートフォンを置いておきましょう。もちろんスヌーズ機能はONです。

ただし、この方法は近所迷惑になってしまう可能性があります。うるさいだけでなく、起きなければ近所迷惑になるからこそ起きれるわけですが、やはり迷惑をかけるのはよくありません。

使うのは「明日は絶対に寝坊するわけにはいかない」という日だけに限ったほうが良いですが、とても効果的な方法です。

 

ヒートショックには気を付けて!

体温が急激に上がると、血管がいきなり高くなったために心臓に負担がかかり、心臓に異常が起こることがあります。この症状を「ヒートショック」と言い、心臓が止まってしまうことも…。

いきなり体温を一気に引き上げるのは危険なのでやめておきましょう。寒い冬だからこそ温まりたいと思いますが、冬だからこそ体温の上昇が急激になりがちなので要注意です。

心臓が弱くなっているお年寄りほど危険です。「自分はヤバそう!」と思うのなら、いきなり熱いお風呂に入ったりするのはやめておきましょう。

 

まとめ

ここまで、寒い冬に起きるための対策を10つ紹介しました。

  1. エアコンのタイマーを設定しておく
  2. 暖房器具を目の前に置いておく
  3. 電気毛布を使う
  4. 靴下、上着を準備しておく
  5. 実は鬱やセロトニン不足?セロトニンを増やす
  6. 十分な時間寝る
  7. 起きる時間を固定する
  8. 朝日が当たる場所で眠る
  9. 軽く運動をする
  10. 遠くにアラームを置いておく。

「冬だから仕方ない」と受け入れてしまいがちですが、きちんと対策すれば案外簡単に起きれるものです。寒い日の朝はスッキリしていて気持ちが良いので、朝の散歩を楽しんでみるのも良いですよ!

\ SNSでシェアしよう! /

快眠マニアの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

快眠マニアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

この人が書いた記事

  • 睡眠時間をたった4時間半で済ませる方法

  • ブルーライト対策をしよう!不眠の原因になるから注意せよ!

  • 北の大地の夢しずくを購入しました。感想・レビュー

  • 100円ショップで手に入る睡眠グッズまとめ

関連記事

  • 飲み物別のカフェイン含有量まとめ

  • ノンカフェインの飲み物まとめ

  • 睡眠不足は肥満の原因になるので要注意!

  • 脅威!睡眠不足が事故につながる二つの理由

  • 子供のいびきの原因と治し方

  • メラトニンの多い食品まとめ