体内時計をリセットする簡単な方法
あなたは遊びに夢中で夜更かししたせいで、体内時計を狂った経験はありませんか?
たとえば、気が付いたら朝の6時になっていて、「今から寝たら生活習慣が狂うな…。」なんて考えて1日中起きていようとはするんだけど、耐えきれなくてつい寝てしまう。
そして起きたら午後の1時代…。
これは体内時計が狂ってしまった典型的な例で、誰もが一度が悩んだ経験があるでしょう。このような体内時計の狂いを簡単に修正する方法をご紹介します。
ちなみに、朝起きて夜眠るというパターンに体内時計を修正することで、より快眠を追求することができます。
[titled_box color=”white” title=”体内時計って何!?”]私たちの身体は一定のペースで同じような動きを繰り返しています。一般的な大昔から繰り返されているパターンは、朝起きて、昼働いて、暗くなったら眠るというパターンです。
このような毎日繰り返される一定のパターンを毎日一定のパターンで繰り返される時計に例え、「体内時計」と呼ばれています。
臓器、血管、ホルモンの物質。さまざまなものが体内時計のペースで動いています。[/titled_box]
体内時計を一瞬で修正するには?
体内時計を簡単にリセットするには、日光に当たるのが一番です。これだけで簡単に体内時計をリセットできます。
人によっては夜寝れなくて徹夜になってしまったけど、無理矢理会社や学校に行ったら、その1日は不思議と元気過ごせた経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そのように元気に過ごせたのは、通勤&通学中に体内時計がリセットされたためなのです。
人が日光にあたると、太陽光が目に入ります。(太陽を直接みるのは危険なのでやめましょう。反射光で十分です。)
すると日光が目の近くにある視交叉上核(しこうさじょうかく)というところに信号を送ります。するとここから信号が送られ、そこから一日が始めったという情報を全身に送ります。
(出展:wikipedia)
視交叉上核は、いわば体内時計の司令塔の役割をします。
日光にあたることで睡眠ホルモンも分泌される!
さて、体内時計がリセットされると、臓器や血管のペースがリセットされるだけでなく、睡眠ホルモンというものが分泌されはじめます。
これは名前の通り私たちに眠りを促すホルモンで、体内時計をリセットする目的は、まさしくこれを分泌させることでしょう。
上で紹介した「視交叉上核(しこうさじょうかく)」が刺激されると、すぐ近くの脳である「松果体(しょうかたい)」というところに信号が送られます。
(出展:松課体)
すると松果体で睡眠物質である「メラトニン」が生成されはじめ、約14時間後~16時間後くらいに、分泌されはじめます。
人間のサーカディアンリズムという特性からして暗い部屋にいるとメラトニンが分泌されやすくなるなので、寝る1時間くらいに部屋の電気を消しておくと、もっとも寝やすい状態となります。
[titled_box color=”white” title=”サーカディアンリズムって!?”]人間が古来から続けてきた生活リズム。これに乗っ取った生活をすると、ホルモン分泌や臓器の活動がよくなるとわかっています。人間の身体にしみついた生活習慣のようなものです。[/titled_box]逆に、寝るとき以外に部屋を暗くすると、夜の眠りを妨げる原因となります。
ちなみに、他のサイトに「メラトニンによってお肌の新陳代謝が高まる」といったことが書かれていましたが、それは正確には寝ているときに分泌される成長ホルモンによるものです。
体内時計の乱れがさまざまな問題が…。
体内時計の乱れで起こる問題は、睡眠不足や不眠症だけではありません。
ホルモンの分泌や臓器の動きまでが乱れるので、たとえば次のような問題が起こる場合もあります。
- 肥満…食欲増進のホルモンに異常に分泌され、夜中にものすごくお腹がすく。ついつい食べてしまうとあっという間に肥満体系に…。
- 高血圧・低血圧…体内時計によって自律神経(臓器や血管を操作している)が正常に動かなくなることがあります。これにより高血圧や低血圧に…。
- 糖尿病…あなたは糖尿病患者がインスリンを打っているという話を聞いたことがあるはず。これはまさしく人間の身体で分泌されている血糖値を下げるホルモンなのですが、これがうまく分泌されず、闘病病になることが…。
体内時計の乱れは、この他にもいろいろな生活習慣病…ではとどまらず、さまざまな病気の原因になってしまいます。
私は甘党なので、糖尿病にならないためにも体内時計の乱れには気を付けないとな!と感じました。あなたも病気にはなりたくないでしょうから、体内時計には気を付けておいたほうが良いかもしれません。
体内時計をリセットする方法いろいろ
体内時計を手っ取り早くリセットするには太陽にあたることが一番ですが、他の行動も組み合わせることで、さらに正確にリセットすることができます。
たとえば、
- 朝ごはんをしっかり食べる。
- 朝の運動をするなら毎日同じ時間に。
- 毎日同じ時間に起きる。
- 毎日同じ時間に昼・夜ごはんを食べる。
- 寝る前はなるべくテレビやスマホの光を見ない。
毎日を楽しく健康に、少しでも長い間過ごすためにも、体内時計を意識した生活をはじめてみましょう!もちろん快眠にも役立ちます。
明日の朝は、カーテンをあけて、日光を浴びることを忘れずに!
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