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メラトニンの効果!寝不足以外にも役立ちます

快眠の知識事項 この記事は約 5 分で読めます。

メラトニンは、私達の身体に眠気を引き起こす睡眠ホルモンとして有名で、睡眠不足を改善するには「いかにしてメラトニンを分泌させるか?」が重要になってきます。

ただ、メラトニンの効果はそれだけではありません。

時に「奇跡のホルモン」とまで呼ばれるほどに、効果の幅は広く、そして有効なのです。

この記事では、メラトニンの様々な効果についてご紹介いたします。

メラトニンの効果

メラトニンの効果は多岐に渡ります。

  • 睡眠の誘発
  • 免疫力の向上
  • 老化の防止
  • ぼけ防止
  • 細胞の新陳代謝、お肌のターンオーバーの促進
  • ホルモンバランスを整える
  • 体内リズムを整える
  • (乳がんを抑える)・・・まだ確証は得られてませんが、夜勤の方に乳がん患者が多いため、メラトニンが乳がんの防止に繋がるのではという有力な説があります。

さて、どうしてメラトニンがここまで多岐に渡る効果を持つのかと言うと、メラトニンが他のホルモンの誘発剤となるからです。

メラトニンは、有名どころでいうとテストステロンやエストロゲンなどのホルモン分泌を誘発し、そのバランスを整えます。

ですから、メラトニンひとつで、本当に多くの効果を得ることができるのです。

[titled_box color=”white” title=”メラトニンを自然に分泌させるには?”]海外ではメラトニンのサプリメントなどが販売されていますが、メラトニンは身体の中で自然に分泌させることも可能なホルモンです。

分泌方法は簡単。朝太陽に当たるだけ。すると脳の松果体というところから信号が送られ、約14時間後くらいにメラトニンが分泌されます。

夜暗いところにいると分泌されやすくなるため、出来る限り眠るとき以外は暗いところにいないほうが良いですよ。[/titled_box]

特に注目すべきは眠りにつきやすくなることです。寝つきの悪さで困っている人は、メラトニンを含んだサプリを服用することが多いです。

服用のしすぎには注意

日本ではまだ認可されていませんが、海外では多くの国でメラトニンがサプリメントとして販売されています。

ただここで気をつけたいのは、服用の方法です。

たとえばあなたが運悪く嫌な人と同じ職場にいなければいけなくなり、毎日毎日ストレスに悩まされていたとしましょう。

そこであなたは、ストレスによって浅くなった眠りを深くするためにメラトニンのサプリメントを海外から購入して、服用します。

しかし、適量では思ったような効果が得られませんでした。
そこであなたはこう考えました「まだ眠れないし、もっと飲もう」

 

このようにして飲む量がどんどん多くなり、身体を壊してしまう例が多いそうです。
飲みすぎると、自分で分泌できるメラトニンの数が減ったり、
翌日までメラトニンが身体に残って、昼ごろまで眠気が消えないこともあります。

またそのような状態を「気分が落ち込んでいるんだ。」と勘違いして、
うつ病のような感覚に陥ることもあります。(この文章を読んでいる時点で、この問題は回避されるでしょうが。)

[titled_box color=”white” title=”歳を取るほどメラトニンは減る!”]大きなメリットがあるメラトニンなのでとても残念ですが、その分泌量は歳を取るほどにだんだん減ってしまいます。

そこでですが、お年寄りって若い人に比べると身体が弱いですし、免疫力も弱いですよね?これは、メラトニンの分泌量減少によって、他の良い影響を与えてくれるホルモンの分泌量が減っているためでもあるのです。[/titled_box]

メラトニンの過剰摂取によるデメリット

さて、最後にメラトニンの過剰摂取によるデメリットをここでつらねておきます。メラトニンは他のホルモンを誘発的に分泌させる存在。ですからメラトニンに異常が生じれば、他のホルモンにも異常が生じます。

ゆえに、メラトニンによって得られるメリットとは真逆のデメリットを与えられることになります。

つまり、

  • 不眠
  • 免疫力の低下
  • 老化を防止できなくなる。
  • ぼけ促進
  • 細胞の新陳代謝、お肌のターンオーバーが低下する
  • ホルモンバランスが乱れる
  • 体内リズムを乱れる
  • (乳がんが促進される可能性あり)
  • 自分で分泌したメラトニンでは足りなくなる。

メリットの多いホルモンなだけあって、マイナスに働いたときのデメリットは一段と大きなものです。服用する場合は、使用法を守って身長に利用するようにしましょう。

 

ところで、他のサイトで
「メラトニンは危険なんだよ!副作用いっぱいだもん!睡眠誘導剤も危険だからね!!ってわけでこれ買ってくれや!」

と、すごいことを言っているサイトがありましたが、
実のところメラトニンは、フィンランドやデンマークなど、その辺の健康レベルがトップクラスの国でも飲まれています。私自身も使ったことがありますが、普通に眠ることができました。

ですから、「飲み始めて3日で効果がなくなって来て、悪夢を見て臓器に障害が出てきてメラトニンなしでは眠れない身体になってしまいました。最悪です。でもこちらのお薬もどきを飲んでみたら、ビックリ!よく眠れるし体調がよくなってすごく嬉しいです!」なんてことは99%ないので安心してください。

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